検証済み＆最新の1z0-1085-23ダンプQ&As with Correct Answers [Q82-Q97].

説明
Oracle Cloud Infrastructureは、エンタープライズ・クラウド・サービスのセキュリティを確保するために、クラス最高のセキュリティ・テクノロジと運用プロセスを提供しています。ただし、Oracle Cloud Infrastructureでワークロードを安全に実行するには、セキュリティとコンプライアンスに対する責任を認識しておく必要があります。設計上、オラクルはクラウド・インフラと運用のセキュリティ（クラウド・オペレータのアクセス制御、インフラ・セキュリティ・パッチ適用など）を提供し、クラウド・リソースを安全に構成するのはお客様の責任です。クラウドにおけるセキュリティは、お客様とオラクルとの間で責任を共有するものです。
共有のマルチテナント・コンピュート環境では、オラクルは基盤となるクラウド・インフラストラクチャ（データセンター設備、ハードウェアおよびソフトウェア・システムなど）のセキュリティに責任を負い、お客様はワークロードを保護し、サービス（コンピュート、ネットワーク、ストレージ、データベースなど）を安全に構成する責任を負います。
完全に分離されたシングルテナントのベアメタルサーバーでは、Oracleソフトウェアがインストールされていないため、アプリケーションをデプロイするためのソフトウェアスタック全体（オペレーティングシステム以上）を導入することになり、責任が増大します。この環境では、ワークロードを保護し、サービス（計算、ネットワーク、ストレージ、データベース）を安全に構成し、ベアメタルサーバー上で実行するソフトウェアコンポーネントが安全に構成、展開、管理されるようにする責任があります。
責任は次のように分けられる：

Oracle Cloud Infrastructure File Storageサービスは、耐久性、拡張性、安全性に優れたエンタープライズ・グレードのネットワーク・ファイル・システムを提供します。Virtual Cloud Network（VCN）内の任意のベアメタル、仮想マシン、またはコンテナ・インスタンスから、File Storageサービスのファイル・システムに接続できます。
FSSからファイルシステムへのアクセスは、いくつかのセキュリティルールなどを適用することで制御できるが、サービス自体はセキュリティとは関係なく、共有ストレージのリファレンスに関連するものだ：
https://docs.cloud.oracle.com/en-us/iaas/Content/File/Concepts/filestorageoverview.htm

サービス・ゲートウェイはOracle Cloud Infrastructure Networkingサービスのコンポーネントで、VCN内のリソースがパブリック・インターネットを経由せずにOracle Cloud Servicesにアクセスできるようにします。サービス・ゲートウェイは、VCNと、Object Storage、Autonomous Database、Functionsなどのサポートされるオラクルのサービスとの間に、セキュアでプライベートな接続を提供します。

コンパートメントとコスト追跡タグは、OCI予算を設定するための2つの有効なターゲットです。予算は、コストトラッキングタグまたはコンパートメント（ルートコンパートメントを含む）に設定され、そのコストトラッキングタグまたはそのコンパートメントと子コンパートメントのすべての支出をトラッキングします2。予算にアラートを作成し、実際の支出または予測された支出のしきい値に基づいてEメール通知を受け取ることができます2。

使用状況レポートは、カンマ区切り値（CSV）ファイルで、Oracle Cloud Infrastructureのリソースの詳細な内訳を取得し、監査や請求書の照合に使用できます。
使用状況レポートは毎日自動的に生成され、オラクル所有のObject Storageバケットに保存されます。このレポートには、Oracle Cloud Infrastructureリソース（インスタンス、Object Storageバケット、VNICなど）ごとに1時間ごとに1行、消費情報、メタデータ、およびタグが含まれます。通常、使用状況レポートには24時間分の使用状況データが含まれますが、使用状況レポートには24時間よりも古いデータが含まれることがあります。
利用報告書は1年間保存される。
参考までに：
https://docs.cloud.oracle.com/en-us/iaas/Content/Billing/Concepts/billingoverview.htm
https://docs.cloud.oracle.com/en-us/iaas/Content/Billing/Concepts/usagereportsoverview.htm

ディメンションは、OCI Monitoring サービスで提示されるグループメトリックデータをフィルタリングするために使用される修飾子として定義されます。ディメンションは、リソースID、リージョン、可用性ドメイン、障害ドメイン、形状、イメージなど、メトリックに関する追加情報を提供するキーと値のペアです。ディメンジョンを使用すると、監視するリソースや属性を指定して、メトリックのクエリやアラームの範囲を絞り込むことができます。たとえば、ディメンションを使用して、インスタンスIDまたはシェイプでCPU使用率メトリックをフィルタリングできます。

Oracle Cloud Infrastructure Notificationsサービスは、パブリッシュ・サブスクライブ・パターンを介して分散コンポーネントにメッセージをブロードキャストし、Oracle Cloud Infrastructure上でホストされているアプリケーションや外部に対して、セキュアで信頼性が高く、低レイテンシーで耐久性のあるメッセージを配信します。Notificationsを使用して、イベント・ルールがトリガーされたときやアラームが破られたときに通知を受け取ったり、メッセージを直接発行したりできます。
Oracle Cloud Infrastructure Notificationsサービスによって電子メールとして送信されたメッセージは、Oracle resources Referenceを通じて処理され、配信されます：
https://docs.cloud.oracle.com/en-us/iaas/Content/Notification/Concepts/notificationoverview.htm

Oracle Cloud Infrastructure Load Balancingサービスは、1つのエントリー・ポイントから仮想クラウド・ネットワーク（VCN）からアクセス可能な複数のサーバーへの自動トラフィック分散を提供します。このサービスは、パブリックIPアドレスまたはプライベートIPアドレスを選択できるロード・バランサーと、プロビジョニングされた帯域幅を提供します。
ロードバランサーはリソースの利用率を向上させ、スケーリングを容易にし、高可用性を確保するのに役立ちます。複数のロードバランシングポリシーとアプリケーション固有の健全性チェックを設定することで、ロードバランサが健全なインスタンスにのみトラフィックを誘導するようにできます。ロードバランサーは、メンテナンスのためにサービスを停止する前に、健康でないアプリケーションサーバーからトラフィックを排出することで、メンテナンスウィンドウを減らすことができます。
ロードバランシングの仕組み
ロードバランシングサービスでは、VCN内にパブリックまたはプライベートのロードバランサーを作成できます。パブリックロードバランサーはインターネットからアクセスできるパブリックIPアドレスを持っています。プライベートロードバランサーはホスティングサブネットのIPアドレスを持っていて、VCN内だけで見ることができます。IPアドレスに複数のリスナーを設定して、レイヤー4とレイヤー7（TCPとHTTP）のトラフィックをロードバランスできます。パブリックとプライベートのロードバランサーはどちらも、VCNから到達可能な任意のバックエンドサーバーにデータトラフィックをルーティングできます。
1) パブリックロードバランサー
インターネットからのトラフィックを受け入れるために、パブリックロードバランサーを作ります。このサービスは、入ってくるトラフィックの入口となるパブリックIPアドレスを割り当てます。パブリックIPアドレスはどのDNSベンダーでもフレンドリーなDNS名と関連付けることができます。
パブリックロードバランサーは地域限定です。地域に複数のアベイラビリティドメインが含まれる場合、パブリックロードバランサーには地域サブネット（推奨）か、2つのアベイラビリティドメイン固有（AD固有）サブネットのどちらかが必要です。地域サブネットを使うと、ロードバランシングサービスはプライマリロードバランサーとスタンバイロードバランサーをそれぞれ別のアベイラビリティドメインに作成し、アベイラビリティドメインの停止中でもアクセスできるようにします。2つのAD固有のサブネットにロードバランサーを作成する場合、1つのサブネットはプライマリロードバランサーをホストし、もう1つはスタンバイロードバランサーをホストします。プライマリロードバランサーに障害が発生すると、パブリックIPアドレスはセカンダリロードバランサーに切り替わります。このサービスは2つのロードバランサーを同等のものとして扱い、どちらが「プライマリ」かを指定することはできません。
地域サブネットとAD固有サブネットのどちらを使うにしても、各ロードバランサーはそのホストサブネットから1つのプライベートIPアドレスを必要とします。ロードバランシングサービスはプライマリロードバランサーにフローティングパブリックIPアドレスを供給します。フローティングパブリックIPアドレスはバックエンドサブネットから来るものではありません。
リージョンにアベイラビリティドメインが1つしかない場合、このサービスではプライマリロードバランサーとスタンバイロードバランサーの両方をホストするために、リージョンまたはAD固有のサブネットが1つだけ必要です。プライマリとスタンバイのロードバランサーはそれぞれ、割り当てられたフローティングパブリックIPアドレスに加えて、ホストサブネットからのプライベートIPアドレスを必要とします。アベイラビリティ・ドメインが停止した場合、ロードバランサーはフェイルオーバーしない。
2) プライベートロードバランサー
ロードバランサーをインターネットから隔離し、セキュリティ体制を簡単にするために、プライベートロードバランサーを作ることができます。ロードバランサーはプライベートIPアドレスを割り当てます。
プライベートロードバランサーを作成すると、サービスはプライマリロードバランサーとスタンバイロードバランサーの両方をホストするために1つのサブネットだけを必要とします。ロードバランサーはホストサブネットの範囲によって、地域固有かAD固有にすることができます。ロードバランサーはホストサブネットを含むVCN内からのみアクセス可能です。
割り当てられたフローティングプライベートIPアドレスはホストサブネットのローカルです。プライマリとスタンバイのロードバランサーはそれぞれ、ホストサブネットから追加のプライベートIPアドレスを必要とします。
アベイラビリティドメインの停止があった場合、マルチADリージョン内のリージョナルサブネットに作成されたプライベートロードバランサーはフェイルオーバー機能を提供する。AD固有のサブネット、または単一のアベイラビリティドメインリージョン内のリージョナルサブネットに作成されたプライベートロードバランサーは、アベイラビリティドメインの停止に対応するフェイルオーバー機能を持たない。

https://www.oracle.com/cloud/what-is-iaas/
IaaSとは何か？
IaaS（Infrastructure as a Service）とは、コンピューティングリソースをクラウド上でホストするクラウドサービスモデルの一種である。企業はIaaSモデルを利用することで、オンプレミスやコロケーションのデータセンター・インフラの一部またはすべてをクラウドに移行し、クラウド・プロバイダーが所有・管理することができる。これらのインフラ要素には、コンピュート、ネットワーク、ストレージのハードウェアのほか、その他のコンポーネントやソフトウェアが含まれる。
IaaSモデルでは、クラウドプロバイダーがハードウェアとソフトウェアを所有・運用し、データセンターも所有またはリースする。IaaSソリューションの場合、コンピュートやストレージなどのリソースをレンタルし、必要なときにプロビジョニングし、組織が消費したリソースに対して料金を支払います。コンピュートなど一部のリソースは、使用した分だけ支払う。ストレージのような他のリソースでは、容量に対して料金を支払います。
IaaSの仕組み
典型的なIaaSモデルでは、企業（規模の大小は問わない）はクラウド・プロバイダーからコンピュート、ストレージ、データベースなどのサービスを利用する。クラウド・プロバイダーは、ハードウェアとソフトウェアをクラウド上でホスティングすることで、これらのサービスを提供する。事業者は、自社で機器を購入・管理する必要も、機器をホスティングするためのスペースも不要になり、コストは従量課金モデルに移行する。ビジネスで必要なものが少なければ、費用も少なくて済む。また、ビジネスが成長すれば、追加のコンピューティング・リソースやその他のテクノロジーを数分でプロビジョニングできる。
対照的に、従来のオンプレミスのシナリオでは、企業は自社のデータセンターを管理・保守します。企業は、サーバー、ストレージ、ソフトウェア、その他のテクノロジーに投資し、ITスタッフや請負業者を雇って、すべての機器とライセンスの購入、管理、アップグレードを行わなければならない。データセンターは、ピーク時の需要を満たすように構築されなければならないが、時にはワークロードが減少し、それらのリソースがアイドル状態になることもある。逆に、ビジネスが急成長すれば、IT部門はついていくのに苦労するかもしれない。

以下は、OCI Data Catalogサービスの機能である：
検索可能なメタデータのリポジトリを提供する。Data Catalogは、OCIエコシステム全体およびオンプレミスのデータソースからメタデータを取得し、データ資産のインベントリを作成します。これにより、データ利用者は分析に必要なデータを簡単に見つけることができる4。
メタデータのエンリッチメントを可能にする。Data Catalogでは、ビジネス用語、タグ、カスタムプロパティ、アノテーションなどのビジネスメタデータをデータ資産に追加できる。これにより、データに対するより深い洞察とコンテキストを提供することができる5。
データのハーベスティングを自動化できる。データカタログは、オンデマンドまたはスケジュールベースの自動ハーベスティングをサポートし、データカタログが常に最新の情報を持つようにする4。

この記述は、OCIブロック・ボリューム・サービスに関しては無効です。一度作成したブロック・ボリュームのサイズを小さくすることはできません。ブロック・ボリュームのサイズを増やすことができるのは、バックアップまたは元のボリュームのクローンから新しいより大きなボリュームを作成するか、オンライン・リサイジングを使用して既存のブロック・ボリュームをその場で拡張することだけです。オンライン・リサイジングを使用して既存のブロック・ボリュームをその場で拡張することで、インスタンスから切り離したりI/O操作を中断したりすることなく、ブロック・ボリュームのサイズとパフォーマンスを拡大できます。これは、ソース・ボリュームの正確なポイント・イン・タイム・コピーを作成し、サイズとパフォーマンス以外のソース・ボリュームのすべてのデータとプロパティを保持します。また、元のボリュームのバックアップから新しいより大きなボリュームを作成することで、ブロック・ボリュームのサイズを大きくすることもできます。

VCNピアリングとは、複数の仮想クラウドネットワーク（VCN）を接続し、それぞれのリソースがプライベートIPアドレスを使用して通信できるようにするプロセスである。VCNピアリングには4つのタイプがある：1 ローカルVCNピアリング：これは、同じリージョンおよびテナント内の2つのVCNを接続するプロセスです。このタイプのピアリングでは、各VCNのローカル・ピアリング・ゲートウェイ（LPG）を使用して論理接続を確立します。
リモートVCNピアリング：これは、異なる地域にある2つのVCN（同じテナントまたは異なるテナント）を接続するプロセスです。このタイプのピアリングでは、各VCNでリモート・ピアリング・ゲートウェイ（RPG）を使用して論理接続を確立します。
DRG（Dynamic Routing Gateway）を介した同一リージョン内のVCNのピアリング：これは、同じリージョンおよびテナント内の複数のVCNを共通のDRGに接続するプロセスです。DRGは、VCNと他のネットワーク間のプライベート・ネットワーク・トラフィックの経路を提供する仮想ルーターです。
DRGを介した異なる地域のVCNのピアリング：これは、異なる地域やテナントにある複数のVCNを共通のDRGにアタッチし、IPSec VPNやFastConnectを使用して地域を越えてDRGを接続するプロセスです。
ピアリングされた VCN は、ルーティングの競合や曖昧さを引き起こすため、重複する CIDR を持つことはできません。VCN ピアリング接続は、VPN ベースの接続ではありません。VPNベースの接続とは、IPSec VPNまたはFastConnectを使用して、公衆インターネット経由でオンプレミス・ネットワークとOCI VCNの間を安全かつ暗号化して接続することです。VPNベースの接続には、VCN内のインターネット・ゲートウェイまたはDRGと、オンプレミス・ネットワーク内のCPE（Customer-Premises Equipment）デバイスが必要です2 ピアリングされたVCNは、異なる地域にある限り、同じOCIテナントに属している必要はありません。つまり、あるテナンシーのVCNと別のテナンシーのVCNが同じリージョンにサブスクライブされ、ピアリングを許可する適切なIAMポリシーが設定されていれば、ピアリングできます。ローカル VCN ピアリングと DRG を介したピアリングはテナント内接続のみをサポートします。つまり、同じテナ ンシー内の VCN のみをピアリングできます1。

Oracle Functionsは、フルマネージド、マルチテナント、高拡張性、オンデマンドのFunctions-as-a-Serviceプラットフォームです。エンタープライズ・グレードのOracle Cloud Infrastructure上に構築され、Fn Projectオープン・ソース・エンジンを搭載しています。Oracle Functions（単にFunctionsと略されることもあります）は、ビジネス・ニーズを満たすコードの記述に集中したい場合に使用します。
Oracle Functionsのサーバーレスでエラスティックなアーキテクチャは、インフラ管理やソフトウェア管理が不要であることを意味します。コンピュート・インスタンスのプロビジョニングやメンテナンスは不要で、オペレーティング・システム・ソフトウェアのパッチやアップグレードも自動的に適用されます。Oracle Functionsは、アプリケーションの高可用性、スケーラビリティ、安全性、監視を保証するだけです。Oracle Functionsを使用すれば、Java、Python、Node、Go、Rubyでコードを記述できます（高度な使用例では、独自のDockerfileやGraal VMを持ち込むこともできます）。その後、コードをデプロイして直接呼び出したり、イベントに応じてトリガーしたりすることができ、実行中に消費されたリソースに対してのみ課金されます。
Oracle FunctionsはFn Projectに基づいている。Fn Projectはオープンソース、コンテナネイティブ、サーバーレスプラットフォームで、クラウドでもオンプレミスでもどこでも実行できる。Fn Projectは使いやすく、拡張可能で、パフォーマンスも高い。Fn Projectのオープンソース・ディストリビューションをダウンロードしてインストールし、ローカルで関数を開発してテストし、同じツールを使ってその関数をOracle Functionsにデプロイすることができます。
Oracle Functions には、コンソール、CLI、および REST API を使用してアクセスできます。Oracle Functions にデプロイした関数は、CLI または署名付き HTTP リクエストを使用して呼び出すことができます。