インポータ・クラスとエクスポータ・クラスの _transformAttrs クラス・プロパティの配列を使用して、 特定の属性のシリアライザ・クラスを指定することができます。シリアライザークラスは、データがエクスポートまたはインポートされるときに、あるフォーマットから別のフォーマットに属性値を変換するために使用されます。
この場合、開発者は、media_gallery属性のJSONデータを文字列に変換するシリアライザークラスを指定することができます。これにより、クライアントがエクスポートされたデータを変更するために使用するソフトウェアが、JSONデータを変更することを防ぐことができます。
次のコードは、media_gallery属性にシリアライザー・クラスを指定する方法を示しています:
PHP
クラス MySerializer
{
public function serialize($value)
{
json_encode($value) を返します;
}
public function deserialize($value)
{
json_decode($value) を返します;
}
}
$importer->setSerializer('media_gallery', MySerializer::class);
$exporter->setSerializer('media_gallery', MySerializer::class);
シリアライザークラスが指定されると、media_gallery属性のJSONデータは、データのエクスポートまたはインポート時に文字列に変換されます。これにより、クライアントがエクスポートされたデータを修正するために使用するソフトウェアが、JSONデータを変更することを防ぐことができます。